タミフルは豚インフルエンザに効果的な治療薬

2009年にメキシコで流行した後に世界的な規模で流行した豚インフルエンザに対してタミフルは効果があります。
豚インフルエンザと呼ばれていたのは、豚インフルエンザに近いという分析や、メキシコで豚から人に感染して広まったために豚インフルエンザと呼ばれるようになりましたが、豚肉を介して人に感染するなどといった誤解から新型インフルエンザA(H1N1)といったように表現されるようになりました。
この豚インフルエンザが問題となったのは、流行初期の段階でのメキシコでの死亡率が非常に高いという事で報道されたからですが、致死率は実際にはそこまで高くはなく季節性のインフルエンザ並みかそれ以下であるという報告もあります。
この新型インフルエンザに対するワクチンは既に完成しているために、感染を予防するのであればインフルエンザワクチンを接種するのが効果的ですが、A型やB型のインフルエンザに対しては治療薬としてタミフルも効果があります。
ただ、タミフルというのはインフルエンザウイルスを退治する効果がある薬ではなく、ウイルスの増殖を抑える効果がある薬であるという点には注意が必要です。
発熱などの症状が出なければインフルエンザに罹っても気が付かないですが、そうした症状が出たらなるべく早めにタミフルを服用しなければ効果が得られないのです。
症状が現れる頃には既にウイルスがかなり増殖してしまっておりますが、発熱してから48時間以内にタミフルを服用する事によって症状を1日から2日程度短くする事が出来ると言われています。
服用するのが遅くなってウイルスの増殖のピークを過ぎてから飲み始めたとしてもほとんど効果は無いのです。
治療薬と言っても正しく使わなければ効果が得られず副作用が出る事もあるので、扱いには気をつける必要があります。