ハイリスク群患者とは

ハイリスク群患者とは5歳未満の幼児、妊娠28週以降の妊婦、高齢者、心臓病や気管支ぜんそくなどの呼吸系の疾患、糖尿病、腎臓病、先天性の代謝異常などの病気を抱える人、あるいはがんやHIV感染などにより著しく免疫力が低下している人のことをさします。このような人がインフルエンザを発症すれば重症化する恐れが高いうえ、命の危険性も高まることから、特に注意が必要とされています。
ハイリスク群患者に対するインフルエンザ対策として有効なのが、タミフルなどの抗インフルエンザ薬の早期投与です。タミフルはインフルエンザの増殖を抑制する働きがあり、罹患した場合でも重症化を防いでくれます。
ただしタミフルにも欠点が無いわけではありません。タミフルは早期投与が必須な医薬品です。できることなら発症から24時間以内、少なくとも48時間以内には服用しなければ効果が期待できないのです。インフルエンザウイルスは発症から2日間で一気に増殖します。タミフルはウイルスを駆除するのではなく、増殖を抑えるのが目的ですので、増えてしまってから服用してもあまり意味がありません。
そこでインフルエンザが疑われる症状がでた際には、早めに医療機関を受診することが重要になります。また最近はタミフルなどの抗インフルエンザ薬を予防的に服用することの重要性も指摘され始めており、特にハイリスク群患者にはウイルスへの感染が疑われる時点でタミフルなどを服用して、重症化を防ぐのが有効ではないかという声もでています。抗インフルエンザ薬の予防投与に関しては、ウイルスへの耐性化が弱まることで将来的に未知のリスクが発生することへの懸念もありますが、今現在リスクを抱えている人達にとっては有効な方法といえます。

インフルの傾向と対策

冬には我々人間を悩ませる流行感冒症があるのです。
それがインフルエンザ感染と言うものなのです。
インフルエンザウィルスに感染してしまうと、40度近くの高熱が出て、激しい下痢や嘔吐、全身の強烈な関節痛や倦怠感に陥る傾向にあるのです。
持病のある人、高齢者、子供はこうした高熱に耐えられず、次第に肺炎などを併発し命の危険にさらされる可能性もあるのです。
体を蝕み重篤化させるインフルエンザに対抗するには、インフルエンザの特徴や傾向をしっかり把握し、それを予防する対策をしっかりとる必要があるのです。
インフルエンザは体の免疫力が落ちている時に感染しやすい傾向にあります。
そのため日頃から発酵食品などを頻繁に食べ腸内環境を整え腸から免疫力をアップさせることが大事です。
またインフルエンザは乾燥した空気を好み、長時間浮遊する傾向にあるのでマスクを装着し吸わない努力や、加湿を充分にしてインフルエンザが活発になりにくい環境を整えることが大事です。
最も対策として有効なのがインフルエンザワクチンを摂取することだと言えます。
毎年WHOが大流行するウィルスの型を発表し、それがワクチンとして用いられるのです。
ワクチンを接種していれば仮に感染しても症状が重篤化する心配はありません。
しかしこうした場合でも医療機関で診察を受け、タミフルを服用することが大事です。
タミフルはインフルエンザウィルスを死滅させ症状を緩和してくれるのです。
しかし未成年の児童にタミフルを処方すると、奇行などの問題行動や幻覚を見ることがあると発表されているのです。
そのため児童の治療の場合は医師と良く相談してタミフルに代わる薬の処方をお願いすることが大事なのです。